チャイルドアイズでは、年に3回思考力テストを実施しています。
内部生はもちろん、外部生も含め、毎回、たくさんの小学生が挑戦してくれています。
内部生はもちろん、外部生も含め、毎回、たくさんの小学生が挑戦してくれています。
思考力テストの問題は、表の意味を読み取る、ゲームのルールを理解する、番号付きロッカーのカギを指示に従い開閉するなど多岐にわたり、大人が問題文を読んでも、一度で理解するのが困難なこともあります。
思考力テストの過去問題や、小学生の思考力アドバンスというプリントに取り組む中で、生徒さんが問題文を一度読んで、「意味がわからない」と言うことが度々あります。
そんな時、私は、「もう一度読んでみて」と、必ず声掛けしてみます。
さらに、「それでもわからなかったら、何回も読み直していいのよ。」と、伝えてみます。
思考力テストの過去問題や、小学生の思考力アドバンスというプリントに取り組む中で、生徒さんが問題文を一度読んで、「意味がわからない」と言うことが度々あります。
そんな時、私は、「もう一度読んでみて」と、必ず声掛けしてみます。
さらに、「それでもわからなかったら、何回も読み直していいのよ。」と、伝えてみます。
個別の授業や、家庭学習では、どうしても問題の意味がわからないと、かみ砕いたり、言い方を変えたりという助け船を出してしまいがちです。
言い方を変えたり、補足したりすると、生徒さんも、「あ、そう言われたらわかった」と、言ってくれることが多いです。
ここで注意したいのは、同じ文章を読んで、ヒントや言い直しをしなくても理解できるお子さんもいる、ということです。
間違えたくないから、わかっているけれど、念の為に確認したい、という場合も多いのですが、本番の試験の時は、誰かに確認をすることはできません。
もちろん、授業中には必要に応じて補足やヒントを出していきますが、最終的には問題文の読み取りから答えの書き方まで、全て一人でできるようになることが目標です。
自ら読み込み、どういうことだろう?解き明かしていこう、という前に進む力を育てることが大切なのかな、と思います。
その為には、自分でできた!という成功体験=達成感の積み重ねが必要だと考えます。難しいから無理そうだなぁと思っていた問題を解けた、という成功体験があると、次に難しいと思う問題に出会ったとき、前にも何とかできたから、今回もなんとかできるかもしれない、そして自分ひとりで解けたときの達成感を、また味わいたい!と、果敢にチャレンジするモチベーションになります。
また、教室では生徒さんの答えに、ただ○×をつけるのではなく、答えにたどり着くために、どう考えたのか書いてみよう、そして、先生にその考え方を教えてください、とお願いする事もよくあります。
「頭の中で、よく考えた。」
「考え方を、どう書いたらいいかわからない」
と、当初戸惑っていた生徒さんも、表や図にする、式にしてみる、などいろいろなパターンで繰り返し一緒に考えていくうちに、「あ、これ、前にやった問題に似ているから、同じように書いて考えてみる!」と、自ら工夫して取り組むようになってくれます。
「ちょっと、困っている?」という私の問いかけに、
「先生、ヒントを言わないで。もう少し自分で考えてみる。」などと言ってくれると嬉しくなります。
やってみせ、一緒に考え、適切なタイミングで手を放していく、という感じです。
問題に直面した時、「教えてもらえばいいや」ではなく、なんとか自分で解き明かそうと粘り強く考え、工夫する力を磨くことは、これからのAI社会において、人間だからこそ担える能力の一つではないでしょうか。
教室では、微力ながら、そのお手伝いができたら嬉しいな、と日々思っております。
(篠崎)
2019-01-21