2021-04-26

ビンゴゲームで気付くこと

 昨年の今頃、

「桜は必ず来年も咲きます。」

と言われてお花見を我慢してから、一年。まさかこんな状況がまだ続くとは思っていませんでした。

 今も状況は良くなるどころか、さらに深刻さを増してきていますが、昨年との違いは、教室に元気にお子さんたちが通ってきてくださっていることです。

 

チャイルドアイズでは「お子様たちの学びを止めない」ことを目指し、感染には最大の注意をはらいながら授業を進めています。お子さんたちの明るい笑顔に、私たちインストラクターも救われています。

 さて、このブログの中でも何回かご紹介していますが、小学生のビンゴ学習も、4年目を迎えました。始まった当初1年生で今や5年生になって、ビンゴゲームをリードしてくれる生徒さんもいます。毎年3月は特に、新1年生が初めて加わることから、取り組みやすく、また、文字におこしやすいことなどを考慮したテーマを選んでいます。


 先月のテーマは「あいさつ」でした。

 

みなさんは、普段、どれだけ「あいさつ」をしているか、意識されたことはありますか?

起きたときの「おはよう」に始まり、「いただきます」「ごちそうさまでした」という食事のあいさつ、「いってきます」「いってらっしゃい」そして人と交わる中での、「ありがとう」「ごめんなさい」などなど。

 

ゲームを通じて、挨拶について調べてくる中で、お子さんたちは、あらためて日常生活の中で色々な挨拶を交わしていることに気づいてくれました。中には、お仕事から帰ってきたお父さんに対して「今日もお疲れ様でした」とお母さんが毎日言っているなどというエピソードも。素晴らしいご家庭の様子に、一同感動!!小学3年生の兄さんになると、「新緑の候」などといった時候の挨拶や、季節の独特な挨拶を紹介してくれた生徒さんもいました。

 

ゲームを楽しんだあとに、お子さんたちに、下記の標語を紹介

あ 明るく  い いつでも さ 先に自分から つ 続けていく

挨拶は相手や状況によって使い方が違ってくることや、その大切さについて、あらためて考えてもらいました。

後日、生徒さんの一人が、このビンゴゲームをしたことを、とても素敵な作文にしてくれたので、合わせて紹介させていただきます。

 


   




         あいさつはとても大切

 朝から夜までつかっているあいさつは、とても大切だと思うので しらべてみようと思いました。

 まず、あいさつのしゅるいには 三つのものがあることに気づきました。一つ目は、手紙につかうあいさつです。たとえば、「早春の候」などきせつを表す言ばです。二つ目は、言ばのあいさつです。「行ってきます」と「行ってらっしゃい」のように、人に言うあいさつと人から言われるあいさつがたくさんあります。三つめは、おじぎのような みぶり手ぶりのジェスチャーのあいさつです。

 次に、友だちと目上の人では言い方がちがうあいさつです。たとえば、友だちには「おはよう」と言うけれど、目上の人には「おはようございます」と言います。

 しらべてみて、ぼくは あいさつはとても大切だと思いました。なぜなら、あいさつをすると、コミュニケーションがとれるからです。だから、ぼくは、これからもあいさつをたくさんしていきたいと思います。

                                            小学校3年生 T.R 君

 

ビンゴゲーム通じて、お子さんたちが色々なことに気づいたり、興味をもつきっかけにしてくれることは、本当に嬉しい限りです。

これからも、楽しくて有意義なビンゴタイムを作っていきたいと考えています。

(山本)

2021-03-26