前代未聞の「1年後にオリンピックを延期」が決まったときはオリンピックの延期なんて想像できない、本当に出来るの?と思っていたのに、あっという間に1年が経ち、いよいよ3日後にオリンピック開催となります。
昨年のこの時期は長い緊急事態宣言は明けたものの、まだまだコロナ禍の世の中になじめず人々が戸惑う中、チャイルドアイズでもZOOMでの授業やフィードバックを対面ではなくプリントでお伝えするなどいつもとは違う対応を余儀なくされている時期でもありました。
オリンピックの開催を意識してチャイルドアイズ経堂校でもビンゴ(小学生以上)のお題で“オリンピックの開催地”や次回ビンゴ大会のお題でもある“東京オリンピックの競技名”、直接の関連性はないですが“3色の国旗(紋章は入らないもの)”なども調べる中で今まで見たことのない国の国旗を学習し「東京オリンピックの開会式や閉会式でいくつ知っている旗(国)が出てくるかな?」と子供達と話したりしています。
オリンピックの会場となっているたくさんの施設の中には何度も訪れて子供の試合を見た会場もいくつか含まれており、我が家ではなじみのある会場でのオリンピック開催に興奮しています。
また世田谷区には馬事公苑があり日頃遊びに行っていた公園での世界大会開催に、体操の内村選手のコメントと同じになりますが“不思議な感じ”を覚えます。
先日のニュースによると、東京五輪の馬術の競技馬を乗せたチャーター機第1便が15日、ベルギーからドバイを経由して羽田空港に到着したそうです。
日本代表選手が騎乗する馬を含めた馬場馬術の36頭が約18時間の空路を経て本番会場となる世田谷区の馬事公苑に入厩し、24日からの競技に向けて調整を始めるとのこと。驚くことに世界トップレベルの約250頭が参加予定で、今後も続々と日本に到着するそうです。
運び方も入念で日本へ向かう1週間前から検疫で他の馬と接触しないバブルに入り、体に埋め込まれたマイクロチップや健康証明書の発行を確認するそうです。
渡航は専門輸送業者が担い、機内には獣医師やケアするスタッフが同乗して繊細な馬にストレスを与えないよう万全を期しているとか!一つの競技でこれだけの手間と労力をかけるなんて本当にびっくりしました。
ましてや全競技を行うために延べどれくらいの尽力と財力がつぎ込まれているのかを考えようとするとぞっとします(笑)!
開催に関してはコロナ禍が第4波を迎え賛否両論ありますが、せっかく56年ぶり(2021年になったので57年ぶりといった方が良いのでしょうか)の開催なので、それぞれのご家庭でお子さんにあった興味を引く材料を見つけて調べてみたり競技を楽しんでみてはいかかでしょうか?
(岩波)
2021-07-24