2010-09-09

学校選び


9月に入り、幼稚園や小学校の受験をなさる方は、2回目の学校説明会や願書の下書きなどに追われていらっしゃる方も多いのではないかと思います。

あと試験まで2ヶ月を切ったここにきて、お子様の様子が不安定になったり、反抗的になったりして、ご不安を感じているお母様やお父様も多いのではないでしょうか。

でも、受験することの意味も分かっていないお子様方は、それ以上に不安定になっています。ペーパーに自信が持てなくなり、お隣をチラチラ見るようになってしまったり、直ぐに「分かりません」「できません」を連発するようになってしまったり、、、。絶望的な気分に陥るお母様も多いことと思います。

でもね、お母様が先ず肩の力を抜きましょう。もう一度、大きな目で現状を見つめましょう。

幼稚園受験、小学校受験がお子様の人生のゴールですか?
違いますよね?では、何のためにこんな小さなお子様を受験させるのか、、、。

そう、幸せな人生を歩んで欲しいからに他なりませんよね。

でも、、、幸せな人生ってどんな定義でしょうか。
ご本人が亡くなる間際に、「幸せな人生だったなぁ」としみじみ思うことではないでしょうか。
これから、幼いお子様にはどんな試練が待っているか分かりません。順風満帆な人生だけが待っているとは限らないのです。

受験は、人生のほんの通過点です。受験に失敗したら人生終わりなんかではありません。去年、年長のお子様方の受験が終わった後に思ったのは、神様はちゃんと考えていらっしゃるなということです。

希望通り志望校に合格したお子様には、その学校が本当にぴったりだと思えましたし、小学校受験がうまくいかなかった子は、どの子も「君にはそれだけの力があるから、是非中学受験をしなさい。」と神様がおっしゃっているのだなと思えるようなお子様方でした。

我が子に理想の教育を受けさせたいという、お母様やお父様のお気持ちは痛い程良く分かりますが、お母様やお父様の果たせなかった夢をお子様に託すのではなく、お子様の性格やご両親の教育方針をよく見極めた上で、たくさんの学校の中から、その教育理念と合致した学校を是非お選び下さい。それが、お子様にとって幸せへの近道なのではないのかなと思います。

2009-9-9
 

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