2023-11-24

会話を楽しみましょう


 自然に触れるのに気持ちの良い季節ですね。

子ども達は、幼児期に自然の豊かさや命の大切さを、たくさんの経験を通して無意識に感じ取っています。

幼稚園の行き帰りの道のりや公園やお買い物などに行く時など、日常の中で、「きれいな葉っぱの色ね」「気持ちがいいね」「なんの香りかしら?」「なんの音かな」と五感を研ぎ澄ませ、感じたことを言葉で表現し会話を楽しんでください。

親子で目にした事柄を一緒に話すことで、言葉にする楽しさを覚えていきます。

時には、子どもならではの想像力豊かな表現や思いもよらぬ表現にクスッと笑ってしまったり驚かれたりすることもあるでしょう。

私達も授業の際に、同じ様な経験をすることがございます。

そして小学生になると、その面白い表現や話を文にすることもできるようになってきます。

今のお話面白いわね、日記に書いてみる?などと声をかけると、素敵な詩や日記を書いてくれたりもします。

大きくなっても、お散歩の時に見つけたことや感じたこと、会話などはきっとお子様の記憶の中に残り、どこかへ出かけたりなど特別なことではなくても日常に溢れている会話こそが親子の宝物となるでしょう。

2023-11-24

(橋本) 



 

2023-10-17

小さな習慣


  先日、本屋に立ち寄った時、手に取りやすいように平置きされている本の中に、“子どものためのお片付け本”なるものが何冊かあるのに目が留まりました。

平置き陳列ということは、売れ筋ということでしょうか・・・

興味関心のある親御さんが多いのかもしれません。

『片付け』と言えば、私にとっても家事の永遠の課題に匹敵する終わりなきものではありますが、子どもにとっての片付けとはどんな内容なのでしょうか。

その何冊かにさっと目を通すと、子どもは小さいうちから片付けの大切さを教えるのが必要である。

そのためには、整った空間(部屋)は気持ちがよいことを体感させる。

片付けのノウハウは身近な親が教えるが、“一緒にやりながら”徐々に自活できるようにしていくことが大切。

また、『片づける』という言葉ではなく『もとに戻す』という表現だと子どもにはわかりやすい。

など、親が教えるための内容でした。

確かに、大人のための片付け本には、物の数を減らし、“枠”である収納場所に収める、その結果、空間や心や時間までもが整う、ということが書かれているものが多いので、その点ポイントが少し違うのかもしれません。

いずれにしても、整っているということは、素敵なことです。

 私たちチャイルド・アイズの授業でも、知育の授業をしている机の上は整えるよう心掛けています。

例えば、幼稚園児クラスでのカードを何種類も使うカリキュラムの場合は、カードを種類別に仕分けして机の上に並べ、一つの課題が終わったら使ったカードはもとに戻すようにしています。

そうすることによって、次の課題に取り組む時には、目的のカードをすぐ探し出せ手に取ることができ、課題に集中することができると考えています。

また、2歳前後の小さなお子様のクラスでも、一つの教材で遊んだ後はそれを片付けてから次の教材を出し、遊ぶようにしているのです。

使ったおはじきを一緒に片付ける際にも、お子様には『同じ色の場所に戻してね』など色別に整えながら片づけるように声掛けしています。

初めのうちは、色分けなどおかまいなしにはバラバラっとケースに入れてしまっていたお子様も、繰り返し色分けしながら片づけていると、次第に同じ色に仕分けしながら一人でも片付けられるようになります。

また、少し成長したお子様には、『おはじきは1つずつバラバラに片付けるのではなく一度に同じ色を集めた方が速いね』などの声掛けをすることもあります。

片付けの効率化ですね。

『片付ける』という行為は“特別”なものではなく、よりよく次の行動をするための行為なのです。

“ひとつのことが終わったら片付ける”そうすることを繰り返していくうち、そういう行為が“ふつう”になっていくものなのです。

2歳のお子様でもそれは同じで、次の“お遊び”をやりたくてサッサと片付けます。

・・・ということは、チャイルド・アイズに通われているお子様たちには『子どものための片付け本』は必要ないということでしょうか・・(笑)

本来は、知能育成を目的として授業を進めている教室ですが、知育の内容だけでなく、授業での小さな習慣がお子様の生活を整える習慣になればいいなと考えて日々の授業をしております。

小さな習慣、大切ですね・・・

2023-10-17

(上原) 

2023-09-21

体験を通して行事・季節を味わおう


 9月も下旬、まだまだ暑い日が続いておりますが、929日はもう十五夜ですね。

十五夜、別名中秋の名月とも言われ、旧暦815日の十五夜にお月見をする慣わしです。

十五夜にはなぜお団子と、ススキを飾るのでしょうか?

一説には、中国の月を見る催が平安時代に貴族の間に広がり、農村での収穫祭と結び付き、豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞しお供えものをするというものになったそうです。

また、その時期はお芋の収穫とも重なり、お芋をお供えする地域もありました。

お月見のお団子はそのお芋を模したという説もあります。

ススキは稲穂にみたてて、神様が宿り、魔除けにもなるということから豊作を祈願するために飾るそうです。

今年の十五夜は、お子様と一緒にお団子を作り、ススキを飾って、由来などを話ししながら、お月様を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

お子様にとって、季節や行事というものは、実際体験して肌で感じることがとても大切だと思います。

日本の行事を家族で体験し、季節の思い出をたくさん作っていただければと思います。

2023-9-20

(向井) 

2023-08-18

プログラミング教育 HALLO



 

 チャイルド・アイズ経堂校で、プログラミング教育 HALLOを導入してからもうすぐ2年になり、小学1年生から中学生までたくさんの生徒さんが受講をしてくださっています。

チャイルド・アイズのプログラミング教育は、知能育成コースと同様に、お子さま一人ひとりに合った声かけや対応を心がけています

学年も違うお友達が一緒に学ぶので、学習スピードはもちろん個々に違いますので、1クラス3人までの少人数授業で、じっくり関わることができます。

どのプログラミング教育でも、学習が進めば、内容は段々難しくなります。

したがって、この少人数授業はとても大切になってきて、しっかり指導することもでき、また難しい課題にも立ち向かえるよう励ましや声かけも丁寧にできます。

プログラミング教育 HALLOでは、課題をクリアすることももちろん大切ですが、なぜそのようなプログラムを組んだのか、なぜその方が良いか、なぜそれを学ぶのかなど、なぜを大切にしています。

時にはなぜをじっくり考えてもらい、時にはなぜを詳しく説明します。

単に正解のプログラムを組んでいくだけではない深い学びを体験してみませんか?

無料体験授業は、随時受け付けていますので、経堂校までお問い合わせください。

チャイルドアイズ・経堂校

03-5450-3760

2023-8-18

(髙橋)


2023-07-20

語彙力の大切さ


 小学生になると月1回ビンゴの授業があります。決められたテーマについて事前に調べ学習をし、発表します。

毎回、楽しみにされている生徒さんも多いと思います。


 5月のテーマは「気持ちを表すことば」でした。

嬉しい、悲しい、悔しいなどの形容詞だけでなく、胸が痛い、胸が躍るなどの慣用句表現も多く見られました。

発表の際には気持ちを表す言葉に加え、どんな時に使うのか、またそれらを用いた例文も発表されました。


 このような語彙力をつけることは、表現力、読解力、理解力の向上につながると言われています。


 ところが、最近よく耳にする「やばい」という言葉の意味の多様さに語彙力低下の危機感を覚えます。

危ない、あやしい、びっくりした、緊張する、かわいい、おもしろい、楽しい、美味しい、感動した、最高だ、緊張するなどなど、実に多くの場面で日常的に使われています。

本来の否定的な意味で使われるだけでなく、肯定的な意味でも使われ、様々な感情や状況を「やばい」のひとことで表すことができます。

この様な言葉を多用する現代において、子ども達の語彙力をどう育てるのかを考えていく必要があります。


 読書をすること、そして、お子さまがまだ見聞きしていないことばをたくさん織り交ぜてお子さまとの会話の時間を楽しんでください。

「どういう意味?」と疑問を持つことが語彙力を高める第一歩につながるかもしれません。    

 2023-7-20

(松島)

 

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