9月も下旬、まだまだ暑い日が続いておりますが、9月29日はもう十五夜ですね。
十五夜、別名中秋の名月とも言われ、旧暦8月15日の十五夜にお月見をする慣わしです。
十五夜にはなぜお団子と、ススキを飾るのでしょうか?
一説には、中国の月を見る催が平安時代に貴族の間に広がり、農村での収穫祭と結び付き、豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞しお供えものをするというものになったそうです。
また、その時期はお芋の収穫とも重なり、お芋をお供えする地域もありました。
お月見のお団子はそのお芋を模したという説もあります。
ススキは稲穂にみたてて、神様が宿り、魔除けにもなるということから豊作を祈願するために飾るそうです。
今年の十五夜は、お子様と一緒にお団子を作り、ススキを飾って、由来などを話ししながら、お月様を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
お子様にとって、季節や行事というものは、実際体験して肌で感じることがとても大切だと思います。
日本の行事を家族で体験し、季節の思い出をたくさん作っていただければと思います。
2023-9-20
(向井)