2011-11-26

しりとり


紅葉もまっさかり、行楽シーズンとなりました。
週末は、車でドライブや、ちょっと電車に長くのって遠くまで・・・というご家族も多いのではないでしょうか?

とはいえ、車の中、特に渋滞時の車の中での過ごし方は、小さいお子さんをお持ちのご家庭には、頭のいたい問題でもありますよね。

今は、車内で観るテレビやDVDなども充実していて、お子さんの飽きないアイテムも充実していますが、そんな時、お父様、お母様も一緒に、「しりとり」を楽しんでみてはいかがでしょう?

チャイルドアイズの知育は、各年齢に応じて、さまざまな能力を伸ばす工夫が凝らされていますが、「しりとりロード」もそのひとつ。

自分の知っていることばをしりとりしていくのではなく、さまざまなものが描かれた絵カードを、しりとりでつないでいきます。中には、知らないものの名前も含まれていたりして、先生と一緒に、ひとつひとつ確認していきます。

ただただ名前を確認するだけでなく、たとえば、菊の花なら、「どの季節のお花かな?」「どんな色のお花がある?」などと、一つの絵から、いろいろな知識を広げていきます。

そして、つないでいくことで、長い長い道「ロード」になっていくのが目に見えるのも、お子さんにとっては楽しいのです。

年中さんの男の子二人の「しりとりロード」の時間の一コマ。

カードの並べ方には、しりとりでつないでいく・・・以外のルールはありません。それなので、あえて、どのカードで始めるか言わず、二人にそれぞれカードを渡して、「できるだけなが~くつなげてね」と言ってみました。

A君は、大好きなリンゴからスタート。
リンゴ→ゴリラ・・・つながったのは良かったのですが、あら、大変。「ラ」で始まるものがない!知っていることばだけでのしりとりなら、そこで「ラッパ」といいたいところですが、そこが、絵カードのしりとりの難しいところです。

A君、どうするかな、と、様子をみていたら・・・・リンゴから前へ、さかのぼって答えを見つけることを、自分で思いついたのです。

そうです。「り」で終わる言葉を探して、リンゴの前につなげていけばいいのです。
これこそまさに、「おしりとり」。

これは、年中さんのお子さんにとっては、すごい発見。A君のひらめきを、とってもほめてあげました。

「おしりとり」は、実は、大人でも、とても難しい作業です。でも、A君、頑張って、一生懸命探していきます。

そして、もうすぐ時間・・・・というとき、
A君のカードは、「めがね」で終わっていました。そして、ふと、横をみると、隣のB君は、「めがね」から始めて、すでにたくさんのカードがつながっています。

そこで、私が、「見て!、B君のカード、めがねから始まってるよ!。二人のカード、合体できない?」

本当に、偶然ではありましたが、二人のカードの道は、最後に、見事に合体。
長い長い「ロード」が完成したのです。
3人で思わず、拍手してしまった授業でした。

お子さんたちの、能力は、大人が想像する以上に、可能性に満ちています。
これから、帰省シーズンもありますし、長旅の電車や車のなかで、是非、親子でしりとり楽しんでみてください。

あえて、お子さんの知らない言葉を入れてあげることで、「それなに?」と聞かれたらしめたもの。お子様の語彙の引き出しが、確実に増えていきます。

2011-11-26
 

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