2013-02-20

自分で考える力


今年の冬は、例年よりも天気予報に雪マークが付くことが多いような気がします。

雪の日の翌日の授業で子供達に、「雪でどんな遊びをしましたか?」と聞くと、次から次へと楽しい話をしてくれました。

そういえば、昔は雪が降るとワクワクしたものでした。いつから雪を敬遠するようになってしまったのでしょうか…。


今月の年少児の授業に「お話の順序」という教材があります。

数枚のカードを見て、時系列の順に並び替え、その絵に合ったお話を考え話してもらいます。

S君の授業のときです。

3人の子供達が障害物競争をしているカードを、バラバラにして机の上に並べました。

① 平均台を渡っていて、次に跳び箱が見える絵

② 平均台を渡り終え、跳び箱を跳んでいる絵

③ ゴールする絵             

の3枚です。

模範解答は①→②→③ですが、Sくんは②→①→③と答えてくれました。

「では、お話をしてね」と言うと、彼は跳び箱と平均台が2回づつある競技として

説明してくれました。模範解答の順番ではありませんが、S君の答えは大正解!ハナマルです。

自分の考えた事を相手に伝わるように、きちんとした日本語で話す…これこそチャイルドアイズが大事にしている「思考の経路を言葉であらわすこと」に繋がります。

最近の中学受験問題を見ても 「答え」そのものを求める問題よりも、「考え方」を表記させる問題がとても多くなっています。

算数においては、計算問題は出ても数問。あとは文章題です。この文章題、一昔前よりも、考え方を書かせる欄が非常に広くとってあります。つまり、答えを導いた過程を重視する傾向が強くなってきたといえるでしょう。

答えだけがあっていても満点は貰えません。

まさに思考力が求められる時代です。

チャイルドアイズに通っていらっしゃるお子さん方は 自然とこの思考力を身につけているわけですね。

暦の上ではすでに春です。また一つお兄さん、お姉さんになりますね。お子様がたのキラキラした瞳に負けないよう、講師一同 襟を正して皆さんをお待ちしています。

2013-2-20
 

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