オリンピックや高校野球を応援しながら暑い夏が過ぎていきます。選手たちの日々の練習と努力は計り知れませんが、本番に力を出し切るのはなかなか難しいものです。しかし、試合の後の悔し涙は嬉し涙と同じくらいキラキラ輝いている気がします。
無邪気に私も大きくなったら金メダルとりたいと言っている幼い子どもたち。
じっくり考え、しっかり粘ってあきらめない姿勢を身につけるには、まわりの理解と暖かい目、優しい心が必要だと思います。お教室でも、ただ技術や知識を詰め込むだけではなく、ひとりひとりの個性や能力、発達の過程にあわせて安心して物事に取り組めるよう日々のレッスンを展開するよう努力しています。
子供の能力はぐっと伸びては横ばい、ぐっと伸びては横ばいの繰り返しだと感じることがあります。
なかなか効果がみられない横ばいの時は、焦らずにどうしたらいいのかなと時間をかけて考えるといいかもしれません。できなかったことが少しずつ上達し、できるようになったときに、一緒に喜び達成感を味わっていければいいなと思っています。
夏休みはのんびり、じっくり物事に取り組めるチャンスです。まだまだ暑い日々が続きますが楽しい夏休みをお過ごしください。
2016-8-23