2020-12-21

チャイルドアイズの新たな試み


誰もが想像しなかったコロナ禍、今年3・4月は、チャイルドアイズ経堂校も緊急事態宣言を受け、教室休校措置を取りました。 
その後、5月11日から 急遽新たに取り入れたのが“オンライン授業”です。 
それまでは、教室に通って来られたお子様たちと机を挟んで向かい合い、『内容を理解しているかな』『授業を楽しんでいるかな』と、お子様の表情の微妙な変化を感じながら対面での授業を進めていく私たちにとって“オンライン授業”というものが、あまりにも想像できず不安さえ覚えたほどです。
それでも、『外出自粛の影響で教室には通うことができないが、先生たちの授業を受けたい』と言ってくださるお子様や保護者の方がいる以上、リモートでも、なんとかわかりやすい授業をしたいという強い思いで準備をして、オンライン授業に臨んだことを思い出しました。 
おかげさまで、小学生だけなく、幼稚園児のお子様にもリモートでの授業を受けていただきました。

オンライン授業を受けた年少さんである3歳のお子様のお母様からは『この年齢で集中して楽しく授業を受けられたのは、親としても驚きです』と喜びのお言葉をいただいたほどです。 
その後、6月からは対面授業の再開となり、来校時の手洗いや、密を避けるためお子様のみお預かりするなど、予防対策を講じて、授業をさせていただいています。 

あれから、7ヶ月近く。
経堂校には、昨年と同じようなお子様たちの笑い声が聞こえ、活気ある授業の教室風景が戻りつつあり、うれしく思っています。
いまだに“オンライン授業”を希望され、リモートでの授業を受けられているお子様もいらっしゃいます。
中には、リモートと対面のお子様方が一緒に授業を受けることもあります。そうすると、講師が、目の前にいるお子様とタブレットの中にいるお子様に同時に問いかけ、それぞれが、その問いに答え、時には、教室にいるお子様とタブレットの中にいるお子様が会話をしている・・などということもあり、1年前には全くと言っていいほど想像できなかった光景が広がっています。 

『お子様の学びを止めない』をモットーに、急速に変化したチャイルドアイズの授業形態。 新型コロナウイルス感染症の影響によって人々の社会活動が大きな影響を受ける中、これまでになかった新しい行動様式が発生したことは、皆様もご存じの通りではありますが、対面授業に勝るものはないと思いながらも,“オンライン授業”という新しい試みを受け入れ、どのような授業形態でも、まずはお子様が楽しく、そして理解が深まるよう工夫して、授業を行いたいと考えております。
今年もあとわずかとなりました。
新型コロナウイルス感染症の終息を願いつつ、来年は穏やかなとしてあることを祈ります。 

2020-12-20 
上原
 

チャイルド・アイズ経堂校 Copyright 2008 All Rights Reserved Baby Blog Designed by Ipiet | All Image Presented by Tadpole's Notez