長い夏休みも早や中盤を過ぎ、お子様達は夏ならではの体験、新しい発見など、たくさんの思い出を作っていることでしょう。
そのキラキラとした瞳には何がうつるのでしょうか。
美しい海、広い空、鮮やか色の花….そして、その瞳の中には、いつもお母様の姿がうつっていることでしょう。
童話作家のあまんきみこさんの「おかあさんの目」より、一節をご紹介したいと思います。
うつくしいものに出会ったら いっしょうけんめいに見つめなさい。
見つめると それが目ににじんで ちゃんと心にすみつくのよ。
そうすると いつだって 目のまえに見えるようになるわ。
あまんさんは、幼い子どもの時に出会った風景、言葉は心に深くしまわれ、時を経てよみがえってくると言っています。
そして、その人を励ましてくれると…。
この夏休み、お子様の心の中に夏の思いでとともに、お母様の笑顔とお子様への愛情あふれる言葉がたくさんすみつきますように。
そして、それがお子様の力となる時がくることを信じております。
2012-8-15