子供はクイズやゲームが大好きですね。
先日の年長受験クラスの春期講習のことです。
テスト形式でペーパーを数枚終えたところで「わたしは誰でしょう?」クイズをやりました。
少し緊張していた皆の顔が、パッと輝きます。
「これからヒントを出すから、何のことを言っているのかあててね。
私は跳ねます。耳が長いです。キャベツやニンジンが大好き・・・私は誰でしょう?」
こんなクイズです。そう、正解はうさぎです。
うさぎを知っていても、どんな動物なのか言ってくださいと言われると、なかなかスラスラと答えられるお子様は少ないものです。でも、こんなクイズをやっていると、どんどん得意になって、自分で上手に問題を出せるようにまでなっていきます。表現の仕方はいろいろで、一人一人が自分の経験や印象で表現するのです。
チャイルドアイズのインストラクター研修では、教材の目的に沿った遊びやゲームを考えて情報交換します。
前回のブログにもありましたが、「目的をもった遊び」は、押しつけられた知識よりはるかに子供自身の実になっていきます。
勝負がつくゲームでは、負けて悔しい思いをすることもあります。
でも、その時が一番大事です。負けても、泣いて終わるのではなく、別に負けてもいいやと諦めるのでもなく、どうしたら勝てるか対策を自分で考えるのです。
その粘り強さこそ、本当の実力になっていくのです。
ご家庭でも、教室の教材を使ってゲームをしたり、オセロやトランプ、かるたなどでたくさん遊びながら学んで欲しいと思います。家族皆で、時には祖父母まで巻き込んで取り組めば、トーナメント戦にしたり、リーグ戦にしたりと対戦方法のバリエーションも広がります。
気がついたら、お母様より上手く遊べるようになっている・・・なんてこともありますよ、きっと。
2013-4-3