2013-11-15

お子さんの日々を充実したものにするための親の努力


今年も、早いもので残すところ一か月半ほどになろうとしています。 

クリスマスケーキの予約受付開始や、年賀状の印刷案内の広告などを見ると、なんだか慌ただしい気持ちになりますね。

11月になり、今年の小学校受験も国立小を残すのみとなり、経堂校でも新年長受験クラスがスタートしました。そう、今はまだ年中さんの皆さんも、来年の今頃には、私立小の受験なら終わっているのです。思っている以上にあっという間の一年です。

来年、お子さんを受験させようと思われるのなら、これからの一年を、ぜひ親御さんは覚悟をもって過ごしていただきたいと思います。

まず、とにかく様々な実体験をさせてあげてください。なぜなら小学校受験で行われる試験は、経験した事があるか、がとても大切だからです。

挨拶や返事がしっかりできる子になって欲しいと思ったら、お父様お母様がまずお手本を見せてください。小学校に入ってきちんと宿題のできる子になって欲しいと思ったら、今からどんなに忙しくても宿題を翌週までにやる習慣をつけてください。鉛筆を削って翌日の授業の準備ができる子になって欲しいと思ったら、親が必ずいつも鉛筆を削っておき、それが普通なんだという意識を持たせてください。折れたり、先が丸くなったクーピーをそのまま翌週教室に持たせないようにしましょう。忘れ物をしないお手本も、ぜひお子さんに見せてあげてくださいね。忙しい毎日のなかで大変なことですが、お子さんを受験させるのは、ある意味親のエゴですから、お子さんだけが頑張るのではなく、それ以上に親が頑張らなくてはなりません。

受験の主役はお子さんですが、実は親の力が一番重要なのです。

一日、一週間をどんな風に過ごして、どんな経験をさせるか、腕の見せ所です。苦手なのはどんな事?本は読んでいる?はさみは上手に扱える?季節の行事は経験している?

そのポイントをつかむために、ぜひ授業中に何ができて、何ができないのかを見極めてください。そして、できなかったことは家庭で繰り返し取り組んでみましょう。授業の時に上手くできない工作があったら、もう一度同じものを作ってみましょう。

お父様お母様のなかには、子供の頃、ピアノやヴァイオリンなど楽器を習っていらした方も多いかと思います。レッスンの時しか楽器に触れず、ただ通っているだけでは、あまり進歩しませんよね?上達するためには、できれば毎日少しずつでも練習して翌週のレッスンにのぞみますよね?

受験も同じです。翌週まで、どんな風に過ごすか、その積み重ねが一年後に大きな差になるのです。そしてその積み重ねた努力は、受験の結果にかかわらず、必ず小学校に入られてからのお子さんの財産になります。

どうぞ、一年後に頑張ってよかったと思える充実した毎日をお過ごしください。少しでもそのお役に立ちたいと講師一同思っております。


2013-11-15
 

チャイルド・アイズ経堂校 Copyright 2008 All Rights Reserved Baby Blog Designed by Ipiet | All Image Presented by Tadpole's Notez