2015-11-20

秋を迎えて


猛暑だった夏が信じられないくらい、いつの間にか秋真っ盛り。
みなさんは、どんなとき季節の変化を感じられますか?

先日、区内でも有数の桜並木の下を通った時、すっかり木の葉が赤や黄色に色づいていて、思わず、写真をとってしまいました。

桜並木のトンネルは、春はピンク、夏は爽やかな緑、秋は赤や黄色…と姿を変えていきます。雪の積もった冬には、きっと真っ白になるに違いありません。

今月の年少さんの教材に、「季節のうつりかわり」というのがありました。
私達は、それぞれの季節がどんな様子で、どんなお花が咲いてるかな?どんなことをするかしら?といった問いかけを通じ、お子さんからたくさんの言葉を引きだしていきます。
そして、春夏秋冬がどんな順番で巡っていくのかを、桜の木の葉っぱの色を通じてお話したりしています。

世の中が便利になり、旬に限らず、一年中いろいろなお野菜や果物が手に入り、一年を通じてきれいなお花が店頭に並んでいます。温暖化の影響などもあり、四季の変化を体感するのがだんだん難しくなってきているような気がします。

でも、いくら世の中が便利になっても、「日本の四季」を感じる心は失いたくありません。なぜなら、そういった体験を通じて、お子さまたちは、多くの言葉を覚えたり、理科や社会の基本となる常識を身に付けていくからです。

小学校の受験に、季節の常識を問う問題がよく出題されるのもきっと、豊富な知識を問うというよりもむしろ、各ご家庭が、お子さんの年齢に応じた情緒豊かな経験や活動をしてきているかを知りたいからではないでしょうか。

忙しい日常生活のなかでも、四季の変化を親子で一緒に味わったり、楽しんだりする気持ちを、お母様方にもぜひ持っていただきたいのです。
そうして一緒に過ごした思い出は、一生の宝物になるにちがいありません。




 

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