紫陽花の美しい頃となりました。近くの遊歩道の山吹の花ももうすぐ満開です。山吹の花をみるとこの歌と祖母から聞いた話を思いだします。
道灌のように、謙虚に自分の無学を認識することが、もしかすると勉強のスタートラインなのではないかとも私は思います。わからないことを自覚し、どうやったらわかるようになるか努力するのが大切だと思います。わからないこと、できないことは恥じるべきことではないと思います。自分ができないことが、できるようになる喜びを味わい、努力すればできるという自信をつけることができたら新しい課題も頑張れそうです。
お教室で、わからないことを見つけて、できるようになるようにじっくり、ゆっくり向き合っていければと思います。
子どもが十人いれば十人十色、その子の個性、実力、性格もことなります。得意なことも苦手なことも違います。できることは、好きなことが多く、さらに上手になりたくてみんな努力し上達します。反面、苦手なことは、あとで、とかできないとか敬遠しがちです。頑張ればできるという自信が自分を強くし、成長させるのではないでしょうか。
教えるだけではなく、大丈夫、できるようになるよと子どもを信じ温かく見守っていきたいと思っています。
2021-05-17