2012-03-06

目的を持った遊び


チャイルドアイズは2月が学年末。各学年とも1年の集大成とも言うべき教材に取り組みます。

年少児の授業、最後は『動物のかくれんぼう』という図形・記号の領域の教材です。
“深い”教材だけに2回に分けて授業をします。その2回目。

この日は、この教材を使って『座標』に挑戦です。

『座標』?!小学校の算数でやった座標ですか?そう思われた方もいるかもしれません。

チャイルドアイズの内容は、決して先取りではありませんが、「見方」「考え方」「やり方」を変えると、年少児でも座標で位置関係を言い表すこともできるのです。縦・横5つずつのマスの盤を使い、縦軸(色シール)と横軸(数字)に赤枠と青枠を重ね合わせ、軸との位置関係を考えます。

年少のAちゃん、初めのうちはその意味がよく分からない様子でしたが、自分の手で縦の赤枠、横の青枠を動かして両枠の重なるマスに置かれている動物のカードの位置を確認しているうちに、急に目が輝き微笑んだのです。たぶん、座標の位置関係が“ピン!”と結びついたのでしょう。

「ライオンさんは “2のきいろ”でしょ!」
「そうね、よくわかったわね!」
「じゃあ、このゾウさんの場所はなんて言えばいいのかなぁ。」
「うんとねぇ・・・」

Aちゃんは考えながらも、自信をもって答えられるようになりました。もう、赤枠・青枠は必要ありません。頭の中で考えられるようになったからです。

さあ 次は座標を使ってのゲームに発展です。

Aちゃんと講師がそれぞれマスの盤を持ち、座標表現でその位置を言い、言われた場所にカラーおはじきを置いていくというもの。雰囲気を出すために向かい合う二人の間にはァ互いの置く場所が見えないようなついたても用意しました。「先生 ここから見ちゃいけないんだよねぇ。」ゲーム的には単純なものですが、Aちゃんは大張り切り!

「じゃあ私の番ね。次は“3のみどり”に置いてください!」
ゲームをすることによって 座標を『理解する力』と『言語化して伝える力』が自然と身に付きます。

座標は普段の生活においては馴染みがないので、小さいお子様には難しそうですが、表現のルールを見つけ出すことができれば、遊び感覚でピンポイントで位置を特定できる座標のルールも身に付けられるものなのです。

チャイルドアイズの授業は“お勉強”ではありません。“たのしい遊び”です。
でも、“目的をもった遊び”なのです。だから、「先生 たのしかったね~」と言いながら帰っていくお子様が多いのですよ。

2012年3月6日
 

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