チャイルドアイズの授業では、小さなお子さまに、字を書かせたり読ませたりすることは殆どありません。
というのも、文字と言葉がつながっていない小さなお子さまにとっては、ひらがなは単なる記号でしかないからです。それよりも、記号のつながりが言葉として理解されることが大切だと考えています。
そのために、耳からたくさんのことばを聞かせることから始めて、ひとつの音に、ひとつの字があてはまることに気づいてもらうのです。
先月、教室では「ことば検定」というイベントがありました。
これは、通常の授業とは別に、学年や年齢を超えて、お子さんそれぞれのレベルでの読む力、書く力を確認するためのものでした。
決して、良い点を取ることだけを目標にしているのではなく、言葉や文字に、お子さまが出会うひとつの機会となれば…という思いから、始まりました。
字の得意なお子さまにとっては、よりきれいな字、たくさんの言葉を書くことができるといった自信につながり、苦手なお子さんには、ひとつでも多くのことば、文字が読めることの喜びを感じていただけたのではないかと思っています。
正しく字を読めるようになると、お子さまの世界はぐっと広がっていきます。
絵本を読んでもらうだけではなく、なにが書いてあるのか…という興味を持ちますし、同じ図鑑を見るにしても、索引などから自分で調べる…という作業も可能になります。
お母さま方は、なかなか文字が読めない、書けない…と悩まれる方も少なくありませんが、お子さまが字に興味をもつ時期はそれぞれ異なります。無理やり教えても、嫌になってしまうだけです。それよりもまず、お子さまの興味や好奇心を大切にして、「なんて書いてあるんだろう?」「なんて読むんだろう?」というサインを見逃さず、読めることの楽しさを経験させてあげてください。
大好きな電車や、駅の名前から字をおぼえたり、恐竜やキャラクターの名前から、カタカナを全部読めるようになってしまった…などということはよくあることなのです。
経堂校は立地にも恵まれ、図書館がすぐそばにあります。ぜひ、親子で立ち寄って、お子さまに、たくさんの文字との出会いを作ってあげてください。
2016-7-2
