新年あけましておめでとうございます
今年のお正月は、暖かく穏やかでしたね。
皆様は、どのようなお正月を過ごされましたか?
教室にもたくさんの年賀状をお送りくださり、ありがとうございました。
講師一同、素敵なご家族の写真や、生徒さんからのかわいらしいメッセージを楽しく拝見いたしました。
さて、このブログを読んでくださっている親御さんは、ご家庭で、お子様に読み聞かせをしていらっしゃいますか?
今は、キャッチーな音楽や画像で楽しめるDVDもたくさんありますよね?
しかし、私はご両親の読み聞かせは、最高のエンターテイメントだと思っています。
プロのように上手に読めなくても、一番身近な存在であるお父様やお母様が、いつも会話をするときとはちょっと違う感じで、自分のために読んでくれることは、ストレートに愛情を感じられる貴重な時間になると思います。
さらに、人の話をしっかり聞く姿勢が身に付き、音読するご両親の姿を見て、お子様自身が音読することに抵抗を感じなくなる、というメリットもあるのではないか、と思っています。
教室では、特に概念の授業の時、お子様に言葉や、文を声に出して言ってもらいます。
声に出すと、正しい音で聞き取れているのか、聞き取った音を正確に発声できているのかわかります。また、口と耳をつかうことにより、聞くだけの時より記憶も鮮明になります。
小学生には、問題文を音読してもらいます。「先生に読み聞かせるように読んでね」とお願いすると、緩急をつけ、上手に読んでくださるお子様もいらっしゃいます。
相手を想定して、うまく伝わるように工夫することができるということです。
どうしてその答えになったのか、話してもらうこともあります。
初めは、AだからAだよ~と、戸惑っていたお子様も、説明するパターンを提案し、繰り返すと、だんだん自分の言葉で自分の考えを話せるようになってきます。
うまく話せると自信がついて、もっと説明できるよ、と自分からどんどん発言してくれるようになり、その成長を頼もしく感じます。
お子様方の成長を目の当たりにすると、自分がどれだけ成長できているのかと不安になりますが、これまでの経験を糧に、さらに魅力ある授業を展開できるよう講師一同取り組んで参ります。
今年も、どうぞよろしく御願い申し上げます。
2017-1-21