記録的な豪雨の後、梅雨らしい天気が続いていましたが、ここ数日は真夏のような晴天が続き、教室に入ってくる子供たちは顔を真っ赤にしながらも咳をしたり鼻水を垂らしていたりと、体調管理が難しい日々が続いています。
そんな日々ですが、長く続いたコロナ禍も終息の兆しが見え始め、最近は家族で外出する機会も増えてきたのではないでしょうか?
最近、2歳児クラスや3歳児クラスを担当する際に授業中に出てくる動物を実際にまだ見たことがないお子様が多いことに気が付きました。
テレビや図鑑では見たことあるけど、実際にはまだ見たことがないという話を聞くたびにコロナ禍の影響の大きさに驚かされます。
少し前までは気軽に訪れていた動物園や水族館ですら、足が遠のいてしまう本当に制約の多い日々でした。
だからこそ、制約の無い外出ができるようになったこの夏こそ、たくさんの経験や体験を求めて外出をしてみませんか?
郊外に行って野山を駆け回って虫取りをしたり、日焼けしてヒリヒリするまでプールで遊んだり、お腹の奥にまで響く花火の音を聞きながら夜空に
広がる大きな花火を見たり、闇に広がる輝く星を見ながら星座を探してみんなで夜更かしをしたり!
本や映像から得る知識も想像力を育てる大事なツールですが、実際に経験して得た知識は子供たちにとって大きな財産となります。
楽しかったことを話す子供たちはいつにも増して饒舌で表現力豊かに伝えてくれます。
楽しかったことを描いた絵は色彩豊かで、見ているこちらまで笑顔になります。
制約がなくなったとはいえ、まだまだコロナがなくなったわけではないので小さいお子様連れの外出は大変だと思います。
この夏、お子様が新しい体験を数多くできるよう祈っています♪
2023-06-20
(岩波)