この冬は、東京でも大雪が降り、厳しい寒さの日が続きましたね。
しかし、『冬来たりなば春遠からじ』
気付けば三月になり、日差しも春めいて、桜の開化が待ち遠しいころとなりました。
四月から、新しい環境で、新しい生活が始まるというご家庭も多いのではないでしょうか。
何かと慌ただしい新学期ですが、お子さんの気持ちは環境の変化の中で、不安定かもしれません。どうぞ、お子さんの様子をよく見て、話を聞いたり、スキンシップをしたり、コミュニケーションをたくさんとってあげてくださいね。
今、どんなことに興味があるの?
何をして遊ぶのが好き?
じゃあ、今度の休みには、○○してみようか?
お子さんファーストの、楽しい予定を立ててみてください。
お子さんの、『今』の状況にアンテナをはり、それぞれのご家庭なりのタイムリーなサポートをしてあげることが、お子さんにとって一番の充実感となり、自信にもなります。
教室でのレッスン時にも、インストラクターは、お子さんの反応や表情をよく見て、その様子により、レッスンの進め方を工夫するよう心がけております。
扱う教材は同じで、最終的に理解してもらいたい課題は同じでも、お子さんの受け止め方により、質問の仕方を変えてみたり、ゲーム方式にしたり、レッスンは生き物で、1つとして同じ展開の物は無いなぁと、感じております。
まだ言葉を話すことができない赤ちゃんは、何を見て、何を感じているのでしょうか。
先日、たまたまテレビで、『あかちゃん学絵本プロジェクト』なるものを知りました。東京大学の教授が、科学的な研究を通して、赤ちゃんのための絵本を創るプロジェクトです。
赤ちゃんは、どんな色や形のものに注目するのか…
いろいろな絵を赤ちゃんに一度に見せ、その視線を分析し、注目度抜群の本を創ったとのこと。
どんな本なのか、非常に興味を持ちました。
早速、本屋さんに問い合わせると、テレビで紹介された直後で、反響が大きく、お取り寄せとなりました。
ようやく、入手した本は、かわいらしい、美しい絵本とは一味違う、不思議な世界でした。
赤ちゃんが好きな絵というより、赤ちゃんが、何だろう?と、興味を持つ絵本、そんな印象でした。
教室で紹介させていただきます。
百聞は一見に如かず
ご興味がありましたら、是非、手に取ってみてください。
2018-3-16